睡眠・快眠のためのセルフケア

✿ 自分の睡眠を見直そう ✿

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私たちが人生の約1/3の時間を割いている「睡眠」。

 

このページを見てくださるあなたは、もしかしたら睡眠についてお悩みがあるかもしれません。(不眠・寝不足・入眠障害・中途覚醒など)

 

食べる(消化)・寝る(睡眠)・息をする(呼吸)など、産まれてから毎日の習慣になっている行為こそ、いつのまにか自分で気づかないうちにその質が低下していることも・・・。

 

ここでは眠り質を上げてぐっすり寝れた!!という心地よさを感じていただくための情報を色々ご紹介しています。

 

まずは睡眠について正しく理解し自分の日常を眠りの観点から見直してみましょう。

 

その上であなたにあった、快眠のための実践法が見つかれば嬉しいです(#^.^#)

 

✿ 睡眠の役割 ✿

疲れやすい、イライラする、お肌の調子が悪いなどもし気になることがあったら、その原因は毎日の睡眠に関係があるかもしれません。

 

睡眠には下の4つの働きがあり、睡眠不足になるとカラダだけでなく、脳の疲れによって体内時計が乱れ、心の状態やホルモンの分泌にも影響を及ぼします。

1.脳とカラダの休息

2.記憶の整理

3.ストレスの消去

4.ホルモンの分泌

 

✿ 睡眠のメカニズム ✿

睡眠中の脳の状態はレム睡眠ノンレム睡眠の2種類に分かれます。

下のグラフのように90分周期ぐらいでレム睡眠とノンレム睡眠の状態が繰り返されます。

 

レム睡眠とは

カラダは休んでいるけれど、脳は活発に動いている状態です。夢を見たりするのはこの睡眠の間です。

 

ノンレム睡眠

カラダも脳も休んでいる睡眠で、眠りの深さによって4段階に分かれます。

 

眠りが深く(深度4や3)で、しかも脳も体もしっかり休めているのは入眠から3時間ぐらいなんですね。

 

✿ 睡眠と肌について ✿

そして、この3時間に脳から成長ホルモンがたくさん分泌されるそうです。

成長ホルモンがしっかり分泌されると、お肌や髪の細胞も生まれ変わりやすくなり健やかな状態に!

お肌のゴールデンタイムと呼ばれるのもこの3時間のこと。

重要なのは時間帯ではなく、どれだけ深く質のよい睡眠がとれているかなのですね。

 

 ✿ 快眠のために ✿

♥ 寝る前 ♥

睡眠に向かって徐々に心身をリラックス状態に導きたいものです。40℃ぐらいのお湯にゆっくり入りましょう。

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♥ 朝起きてから ♥

体内時計のリズムを作り、メリハリのある心の状態やお肌の健やかさに役立ちます。

↓ ↓ ↓

・出来るだけ決まった時間に起きましょう。

・起きたらまずカーテンを開けて日光を

感じましょう。

・朝ごはんを食べてましょう。

 

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✿ 睡眠時の身体の状態 ✿

私たちの身体は睡眠時に、どんな状態になっているのでしょうか。

 

身体には1日のリズムがあります。そのリズムにをコントロールしている働きの一つが自律神経です。

 

自律神経は、私たちが意識しないところで勝手に刺激や情報に反応して体のコントロールをしている神経で

交感神経活動モード

副交感神経リラックスモード

の2種類あります。

 

自律神経は下のグラフのように、就寝する時間帯は

・赤線の交感神経の働きが弱くなり

・青線の副交感神経が強くなる

のが正常な営みです。

 

< 1日の自律神経の変化 >

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画像はhttp://www.jiritunavi.com/manabu/beginner03.htmlより

 

睡眠をむかえる時間帯に副交感神経が強くなって、心身がリラックスするリズムをうまく作れると、スムーズに入眠できるのですね。

 

睡眠のためのこのリズム、とっても大切です!ぜひ意識してくださいね。

 

 ♥ 体温と睡眠 ♥

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入眠すると体温が1℃程度急激に下がります。

ですから、熱いお風呂に入ってポカポカした状態では眠りに入る準備が出来ません。

 

入浴後、すぐに就寝するのではなく40℃以下のぬるめのお湯にゆっくり入りリラックスして、体温も落ち着いた頃にお布団に入ることをおすすめします。

 

 

♥ 骨休めとしての睡眠 ♥

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睡眠不足は造血する力を弱めるので

下記のような状態を引き起こす可能性があります。

 

・貧血や倦怠感、動悸、肌荒れなどの原因に

・免疫力の低下で風邪などにかかりやすくなる

・ホルモン異常で太りやすくなったりする

 

骨休めとは横たわって骨を重力から休めることだそう。。。

 

日中立って仕事をしている時も、座っている時も、からだには重力がかかります。

私たちの骨は体に掛かる重力で精力を使ってしまい、日中はとても造血にまで手が回りません。

 

ですから身体を横たえて、骨を重力から開放し骨髄が造血する・・・その時間が睡眠です。

 

 ♥ 寝れない・・・という焦りは禁物 ♥

不眠は、眠れない!!という心の不安が症状を加速させる場合も。。。

寝れない時は無理に寝ようとせず、眠らなければ!という意識から一旦離れてみることもひとつです。

 

♥ 睡眠の質をあげる実践法 ♥

 

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・眠たくなってから寝室へ

・寝室にはベッド以外置かない(携帯NG)

・平日も休日も毎日同じ時間に起きる

(リズムを大切に)

・日中は昼寝をしない

(授乳中の方などはあてはまりません)

・寝る時はパジャマに着替える など

 

☆.。.:*・☆.。.:*・☆.。.:*・

 

以上、いかがでしたか。

何か一つでも、あなたの心地よい眠りの参考になりましたら嬉しいです。